日々の綴り

日常と趣味とライティングと。

ゆるりWEBライターを6年やっていて思うこと

WEBライティングを初めて、早6年が経とうとしています。

現在は、長くお付き合いしているクライアントの下で、公開前の一次チェックを担当しながら、クラウドソーシングをメインに受注する日々です。

 

「WEBライターで○万円稼ぐ!」

「ライターで起業!」

なんていう意思はなく、お小遣いが増えるくらいを目安に細々とやっていますが、それでも時代の変化を感じました。

 

そういった、最近感じることを書いていきます。

 

クラウドソーシングサイトが優しくなった

クラウドソーシングサイトは、あくまで仕事の仲介だと思っていました。

ところが最近、WEBデザイナーやWEBライターなどの講座も開催されているようです。

 

こういった講座があれば、たしかにクラウドソーシングのハードルが下がりますね。

コロナ禍で、クラウドソーシングを始めた方でも安心のサポートといえるでしょう。

 

内容は詳しくわかりませんが、無料で見られる動画もありました。

 

失敗を極端に恐れていないか?

こういった講座を受ける方は、

  • クライアントに良質な記事を納品したい
  • 失敗して契約解除にされたくない

こういった思いがある方もいるように感じます。

 

仕事を受注する上でのサポートが充実する反面、ちゃんとした記事を納品したいと思うのでしょう。

むしろ、ちゃんとした記事を納品できるように講座を受けている傾向ですね。

 

実際に、受講経験がある方を何人かクライアントが採用していましたが、

  • 私にはこの案件は難しい
  • もっとレベルアップするために上級の講座を受けるから契約更新しない

こういった人もいて、実は長続きしないように感じます。

 

講座を受けて、単価の良い案件に応募したい方もいるでしょう。

しかし、そういった案件は実務経験のある方を優先的に採用しています。

 

単価が著しく低いのは別の問題です。

とはいえ、まずは「初心者歓迎」な雰囲気の案件で、自分が本当に向いているかどうか、いきなり飛び込んでみるほうが馴染みやすいと思っています。

 

講座を受けても、実務はクライアントによってクオリティの差が大きいものです。

講座と違うというギャップを感じるなら、まずは自分が成長できそうなクライアントを探すのが良いのではと感じました。

 

  • 初心者OK
  • 修正をお願いすることがあります
  • 修正対応を見て継続を判断します

こう書かれている案件は個人的におすすめです。

自分のライティングスキルを上げてくれて、さらに少なくても報酬がもらえるなら最高ではないでしょうかね。

 

フィードバックや修正依頼のある案件は、学びになるのでおすすめです。

 

ライターになれば稼げると思っている

これはSNSなどの影響ではないかとクライアントが言っていました。

ライターは文章を作るだけで稼げる、と思っている方が増えているように感じます。

 

コロナ禍でクラウドソーシングが注目されて、WEBライターを目指したり、ブログ運営を始める方は増えている傾向です。

 

ただ、その代わりに質の悪いブログも増えました。

全然情報が載っていないブログも多くなっています。

こんな記事を書いて、よく稼げると思っているな。

そういった記事は多いですね。

 

WEBライターも、たくさんの案件をこなして経験を積んでスキルを磨いていきます。

簡単に稼げるものではありません。

 

WEBデザイナーでいえば、かけだしちゃんが有名になりましたね。

実は、WEB業界はそんなに甘い世界ではありません。

完全に仕事を辞める方も多いですが、まずは仕事しながら副業として始めるくらいが良いでしょう。

 

案外、副業として始めたことが本業に活かされることも多くあります。

そういった相乗効果も考えると、安易に仕事を辞めてしまうのはどうなのかなと感じました。

 

実務とこなしながら学ぶのがおすすめ!

WEBでいろいろ検索すると、ライティングのコツやノウハウが出てきます。

クライアントに指摘された部分を調べて学びにする。

そういったこともできるのが、WEBライティングではと思いました。

 

本業のライターになるなら、編集や出版などの求人を探して、そこに応募するほうが近道に感じました。

 

本業と並行しながら収入を増やすなら、飛び込んでみるのもアリでは?

最近、いろいろなWEBライター志望の方を見ていると、そう感じざるを得ません。