日々の綴り

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憧れに自分軸を置く

お題「あなたの「自分軸」って何ですか?」

 

私の自分軸は「東京」

東京に憧れて、恋焦がれて。

自分の思うままに進んでいったら、東京在住の男性と結婚できました。

 

地元で一生を終わらせたくない

私は、埼玉の田舎で生まれ育ちました。

都心まで約1時間のところです。

 

物心ついた頃から、周りのお友だちに馴染めず、友だちに囲まれるなんてことはあまりありませんでした。

一人でいることは、それほど苦ではなかったです。

だけど、誰かを一緒に行動しないと、女子というのはグループで動きたがる面倒な生き物。

行事の時とかのために、それなりに話を合わせて過ごしていました。

 

中学の家庭科の授業だったと記憶しています。

人生設計をする内容の時、私が提出したプランはこれでした。

 

とりあえず30歳で結婚する。

それまでは遊ぶ。

 

他の女の子が20代前半で結婚したいと書いているのに対して、私は20代は遊ばないと損だと思ったからです。

自分軸のかけらもない感じ。

 

でも、その提出したプランにもう一つ、書いていることがありました。

東京で暮らしたい。

 

流れるままに地元で暮らす日々

地元で過ごし、親に反対されて高校も隣町。

その親がてっきり大学まで行かせてくれると思っていたら、国公立すら厳しいといわれて。

私は、高校を卒業後に半年フリーターをしてから就職しました。

 

就職したのも、埼玉県内の会社。

異動があっても県内のみです。

 

こんな地元に埋もれたくない。

でも、高卒で地元に就職した私にできることはあるのだろうか。

 

ありました。

当時はガラケーの出会い系サイトが流行り出した時期。

たまたま出会った自由が丘の商社マンと、会って数回デートすることがありました。

 

やっぱり、東京の都会に身を置くって良いなと思ったことは今でも覚えています。

その2年後くらい。

職場の取引先として出会い、付き合うことになったのが今の夫です。

 

この船に乗らない手はない

幸か不幸か、10歳も離れた男性なので、結婚願望はめっちゃ強めでした。

ここに飛び乗らないと、一生東京で暮らせない。

そう思って、されたプロポーズを超快諾しました。

 

もちろん、人や環境は選びました。

家族との人間関係が良すぎず悪すぎず、その先もやっていけそうかどうかは、かなり考えて、この人ならいけそうだという人と結婚することに。

 

あれから13年以上経ちました。

 

華やかさと便利さが好き

東京に住んでみたら、土地柄もありますがまぁ便利。

ちょっと歩けばコンビニやスーパーがあるし、その選択肢が多くて楽しいです。

やや下町に住んでいるので、人の温かさもほど良く快適に感じますね。

 

引っ越したらすぐに仕事を探そう!

そう思いましたが、夫は家にいてほしかったらしいです。

計算外だったのは、すぐ働けなかったことくらい。

それも目を閉じれば、毎日最高だと感じています。

 

もし、何かあって離婚しても、家賃が安かろうと私は東京が好きです。

東京の都会が持っている何らかの魔力だとしても、死ぬまで住み続けたい。

そう思っています。

 

地元にいたときは、人見知りゆえに気が強くて近寄りがたく思われていたかもしれません。

しかし、現在は人間関係にも恵まれ、私も学習してポジティブな選択ができるようになりました。

こうなれたのも、東京で暮らしたいというあの日のプランがあったからだと思います。

 

私の自分軸は東京。

今夜もビル群の夜景をみながら眠りにつこうと思います。